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デザイン提案〜ラフデザイン制作と修正

2012.04.10

 今回は弊社のラフデザイン提案と修正の様子をお話しさせて頂きたいと思います。

 まず、初回の打ち合わせでお客様からお聞きした内容、そして会話の中で膨らんだアイデアを持ち帰り、
デザインイメージを膨らませつつ、同時に調査を行います。
「調査」と言ってしまうと非常に大げさですが、
お客様が”何と”つながろうとしているのか、
もしくは”何に”、”何を”訴えたいと思っておられるのか、高い精度で理解する事は欠かせません。

 ある程度私たちの中で”何”の理解が進んだところでラフデザインに入ります。
(作業中もつながろうとする”何”を続けております。)
 
 あくまで弊社の方針、と前置きをしてのお話ですが、ラフデザインは1案でご覧頂く事がほとんどです。
 俗に”捨て案”と呼ばれるラフデザインを作成するケースを、他社様のデザイン進行でよく耳にするのですが、
 弊社は”捨て案”を極力お客様にお見せしません。

 ”捨て案”を作る時間があるのならば、弊社がお勧めしたい案をより高い完成度に高めたい、
 そういう姿勢から現在の方法をとらせて頂いております。
 もちろん、お客様のご都合で”捨て案”が必要なケースもございますので、
 その場合はご用意させて頂いております。ただし、その場合は”別バージョン”としてお渡ししております。
 (表現を変えただけじゃないの〜?ってご指摘をうけそうですが・・)

 いよいよラフデザインをお客様にご覧頂く段です。
 どれだけの案件数をこなしたとしても、毎回見て頂くその瞬間までは毎回緊張いたします。
 デザインと同時にデザインコンセプトをご説明申し上げるのですが、
 ご説明の途中からOKを頂くお客様や、長い沈黙の後にOK頂くお客様、様々です。

 印刷物の場合は、実際に使用する紙の現物も併せてご提案させて頂いております。
 可能な場合は、数パターンの見積書も同時にご覧頂きます。

 もちろんNGや修正のご指摘をいただくケースもございます。
 弊社の提案が、お客様がつながろうとする”何”に迫り切れていないとご判断頂いた場合、
 形状やモチーフにお客様があまりお好みでない要素が入ってしまっていた場合、
 はたまた打ち合わせの段で、お客様がつながろうとする”何”そのものが変わってしまっていた場合、

 ケースは様々ですが、修正方法をその場で打ち合わせさせて頂いた上、出来る限り早いタイミングで
 修正案を再提案させて頂きます。

 修正を頂くケースの中で、
 つながろうとする”何”を、弊社が気がついていなかった角度から見た場合の修正
 言葉では表現が難しいのですが、そう感じるご指摘を頂く事もあります。

 非常にポジティブなご意見を頂く事で、弊社もお客様の取り組みに参加させて頂いてるような
 一体感を得ますし、また私共もお仕事を通じて成長させて頂いているように思います。
 
 
 だからといって、弊社が授業料をお支払いすることはないのですが・・・・・(苦笑)